私は、乗るはずの電車に間に合った。
いつも急いで出会い系サイトしながら電車に飛び乗る私。
今日は余裕だった。
私は、耳のイヤホンのずれを直し、ボリュームを少し上げた。
電車が来るまで、あと、5分くらいある。
外はまだまだ、曇り空・・・。
そんな中、ポケットの中で何か感じる・・・携帯だ。
着信は・・・・・。
彼だった。
すぐさまボリュームを下げた私は、イヤホンをとった。
そして、あわてて、電話に出る。
「もしもし??」・・・私は乗るはずだった電車に間に合わなかった。
『何してるの??』と彼。
「電車に乗ろうとしていたよ。」と私。
「まあ、おかげで、乗り遅れたけどね!!」と少し意地悪な口調で私が言う。
『ごめんごめん。』でも、私は、嬉しかった。
乗るはずだった電車を、見過ごしてでも、あなたとの電話は、それほど大事だったから・・・。
『つかさ、俺の名前って覚えてるわけ??』の問いにわたしは、おもわず答えた!!「まーしーでしょ??」私は自信マンマンだ。
なぜなら、ずっと照れくさくて名前を呼びにくかったからだ。
『誰がまーしーだよ!!』と、笑いながら彼が吹っかけてくる。
「まーしーは何やってたの??まーしーは仕事中??さぼっていいの??ねぇ??まーしー!!」と、からかう私。
どうしても万が一の事がないようにしたい。
まーしーは少し照れながら、まーしーはいいよ~!!なんて言いながら、まんざらでもなかった!!そうこうしている間に次の電車が来た。
さすがに次の電車に乗らないと間に合わない私は、もう、電話を、切らないといけない。